板金自体の経年劣化により漏水が発生していました。
特に一番重要なダクトの部分に錆が発生していました。
※撮影時雨天の為、板金が濡れて光沢があるように見えますが実際には光沢はありません。
既存板金撤去後に新規ルーフィング(防水紙)・平成ルーフ葺きの仕様で施工しました。
ダクトは0.4㎜の白色の谷コイルで交換して、集合煙突も鉄板巻き直しとしました。
ダクトの部分のみの交換は漏水のリスクが高くて基本的には難しいので、ダクト屋根の場合は屋根工事をする際はダクトの交換を含めた工事をオススメします。
フラット形状の屋根で新築時は屋根勾配は水勾配のみで雪は落ちない仕様の屋根でしたが、長年の雪の重み等の影響で屋根の真ん中部分が沈んでしまい雨漏り(スガ漏れ)していました。
軒先より真ん中部分の方が低くなっていて、軒先から雨水が流れず常に真ん中部分が水溜まりになっていました。
既存の屋根上に大工さんに屋根下地を組んでもらい、新規の板金葺きを施工しました。
屋根の勾配は施工前より傾斜をつけて雨水がしっかりと流れる屋根にしました。
フラット形状の屋根は雨漏りしていなくても、雪の重みで屋根が沈んでいることがあるので定期的な点検が必要です。
雨漏りの発生時期は雪の降り始めで雪自体はベチャベチャの状態でした。
ダクト部分が劣化していて、表面の皮膜も破れてしまい広範囲で漏水が発生していて
排水口部分もコーキングと板金材自体が劣化しており、コーキング等の簡易的な補修では雨漏りを止められない状態でした。
既存の屋根を撤去せず、20㎜の断熱板とルーフィング(防水シート)を既存の長尺上に下地として施工しその上に平成ルーフ葺きの仕様で施工しました。
ダクトのみ既存板金を撤去し、両面塩ビ皮膜の谷コイルで入れ直しとしました。
雪の降り始めだったので、雪落とし等の作業が発生しなかったので最短で工事を完了することができました。
雪の影響で集合煙突が根元から折れてしまい、地上に落ちてしまいました。
屋根から飛び出ている集合煙突の残骸を撤去し、煙突があった部分に12㎜の野地板を施工し新規の立平板金で仕上げました。
元々、軒先付近に煙突が設置してあったので煙突に掛かる負荷が大きかったようです。
軒先設置の煙突は屋根中心部や頭側に設置あいてある煙突より雪の影響を受けやすいです。
今回は雪がある状態の時に煙突が折れたようなので、他の屋根や外壁に破損が無かったので、煙突周辺の範囲のみで施工することができました。
本屋板金葺替の依頼でした。
特に集合煙突の谷部分が痛んでおり掴みこみ部分は錆びて腐食していて、煙突は雪の影響で角が捲られていました。
既存の屋根を撤去せず、20㎜の断熱板とルーフィング(防水シート)を既存の長尺上に下地として施工しその上に新設の長尺葺きを施工しました。
集合煙突も小屋根を含め新規に板金巻きとしました。
天窓から漏水が発生していました。
長年の結露による影響等で室内側も枠組が黒ずんでいて、屋根板金自体も年数が経過していたので横葺板金の連結部から錆が発生していました。
天窓本体を撤去して野地板復元後に新規横葺板金葺きとしました。
室内側は結露しないよう断熱材を入れて処置しました。
屋根上の集合煙突を解体の物件です。
屋根板金の状態が良かったので、煙突に関連していた部分のみの長尺板金交換で施工しました。
既存の板金状態が悪いと新規の板金と連結する際に古い方の鉄板が破れたりすることがありますが、本物件のように部分交換のみで施工可能な場合もありますのでご相談ください。
板金自体の経年劣化による寿命で穴が空いていて、漏水していました。
集合煙突も雪の影響とコーキングの劣化で板金が捲られてました。
既存の屋根を撤去せず、20㎜の断熱板とルーフィング(防水シート)を既存の長尺上に下地として施工しその上に新設の長尺葺きを施工しました。
屋根材はハゼ高15㎜蟻掛葺きから18㎜に平成ルーフ葺き(防水テープ入)に仕様変更しました。
集合煙突は使用していたので板金を巻き直しました。
集合煙突を使用していない場合は集合煙突解体をオススメします。
煙突が無くなると、雪が引っ掛からないので雪の落ちも良くなります。
※ハゼ高は板金連結部の高さです。
以前に当社で反対側の面の屋根工事をした物件でした。
かなり年数が経っていて、屋根材の釘が浮いてきていて板金自体も腐食している部分がありました。
現状の屋根材が切板葺きだったので、屋根材を剥がさず既存の上にルーフィング(防水紙)施工後に新規に長尺板金葺きしました。
一般の住宅ではあまり切板葺きは見られなくなりましたが、切板葺きは長尺葺きや横葺と違い板金連結部の高さが低いのでスタイロフォームなどの下地材を使用せずに既存の屋根材を剥がさず低コストで屋根工事をができる場合があります。(野地板が腐食・破損している場合は下地工事必要です)
フラット形状の屋根で雨水の水の残りはありませんでしたが、軒先の端部に錆が発生していました。
既存の屋根を撤去せず、20㎜の断熱板とルーフィング(防水シート)を既存の長尺上に下地として施工しその上に新設の長尺葺きを施工しました。
屋根材はハゼ高15㎜蟻掛葺きから18㎜平成ルーフ葺き(防水テープ入)に仕様変更しました。
※ハゼ高は板金連結部の高さです。
横葺の片流れの下屋で屋根材の表面に錆が発生していました。
漏水は無いとのことでした。
横葺にしては勾配が緩く、水切れが悪いのと屋根材の連結部分に水が溜まってしまいその部分から錆汁が出てきていました。
既存の横葺は撤去して平成ルーフでの縦葺へ仕様変更しました。
横葺は連結部が空洞になっていて、その部分は塗装できないので縦葺より錆が発生しやすいです。
勾配が緩い場合は防水性も含め横葺は推奨できません。
雪の重みで下屋の軒先部分が折れてしましました。
この物件は下屋の勾配も緩く自然に雪は落ちにくいです。
本屋の雪が下屋に落ちる形状になっていて、特に下屋に雪が多く溜まる形状になっていました。
施工範囲は軒先が折れてしまった部分のみで野地垂木の修繕と屋根長尺板金の葺替で施工しました。
長尺板金が外壁内部に立ち上がっているので、外壁は一度取り外して板金葺替後に外壁材を復元しました。
このような形状の物件は、積雪量によっては再度屋根破損の可能性があるので雪落とし等の対策が必要となります。
本物件は火災保険の雪害の対象となりました。
大雪の影響で屋根からの雪落ちと同時に長尺板金本体がずれてしましました。
板金自体も10数年以上経過して色褪せがあり、つや消しの材のザラザラとした塗装だったので雪の滑りの良い表面の長尺材で下屋の片面を葺替をしました。
雪が原因の自然災害だったので保険も対応になり、お客様の持ち出しも少なく工事することができました。
改善策として吊子(板金長尺の釘打ちする部品)が長尺材と一体化した屋根材で施工しました。
本物件は火災保険の雪害の対象となりました。
屋根板金自体の経年劣化と雪の重みで、軒先部分が破損していました。
既存板金撤去後、野地板と破風板木材を交換して屋根下地を修繕しました。
屋根に面する部分の外壁は同柄の12㎜窯業系サイディングで交換し、その後同色で塗装しました。
破風板金・軒天は屋根下地に修繕に関連する部分のみ交換として、生かせる部分は未施工としました。
本物件は火災保険の雪害の対象となりました。
長尺板金に穴が空いており、強い雨の時に漏水が発生していました。既存の屋根は軒先の三角になっているアイスカットルーフで軒先に雪をためて、板金下に入っているヒーターで融雪する仕様でした。
12月の施工になってしまったので3日かかりましたが、雪の無い時期であれば1〜2日で完了できると思います。
屋根の仕様は軒先のアイスカットルーフは撤去し通常の切妻屋根の形状で、雪止め金具にて落雪対策しました。
既存はヒーターで融雪していたので冬期間は電気料金が発生していましたが、ヒーター本体も劣化していたので撤去しヒーターの電気料金が発生しないようになりました。
漏水は無いが、屋根に色褪せや錆が発生してきたので屋根を葺替したいとの依頼内容でした。
樋(ダクト)以外の部分はなるべく剥がさずに、20㎜の断熱板とルーフィング(防水シート)を既存の長尺上に下地として施工しその上に新設の長尺葺きを施工しました。
過去に漏水が発生したことがある物件で、フラット屋根の軒先がアイスカットになっている珍しい物件でした。
勾配が緩いので排水口に雨水が流れずに常時軒先部分に水が溜まっている状態でした。
アイスカット内部のルーフヒーターも電気料金が発生していて、冬期間はなるべく使用していなかったとのことだったのでヒーターも含め軒先アイスカットを撤去しシンプルな片流れ仕様に変更しました。
既存のハゼ高18㎜(長尺板金連結部分)の屋根材から24㎜のフラット屋根用の屋根材に仕様変更しました。
冬期間の落雪対策として軒先アイスカットもありますが、電気料金や軒先に負荷がかかってしまうので当社ではオススメしていません。
数年前に本屋は葺替したが、下屋は工事していないので下屋のみ葺替したいとの依頼でした。
既存の板金状態は塗膜が剥がれ、雪落としの際にスコップ等で突っついてしまったような小さい穴が空いていました。
既存板金撤去後、ルーフィング(防水紙)その上に新設の長尺葺きの1番シンプルな仕様です。
本屋と下屋が一体化している屋根形状でも、下屋のみ本屋のみと分けて施工できる場合がありますのでご相談ください。
集合煙突付近から漏水しているといった内容の依頼でした。板金自体は一見して綺麗に見えましたがよく見ると塗膜が浮いてきている状態でした。
集合煙突が円形になっていて、屋根面との取り合いの部分のコーキング劣化で漏水しているようでした。
円形を四角に変更し、雨水が集合煙突に当たっても流れるように木材で三角の雪割り(小屋根)を設置しました。
集合煙突以外の部分も、部分交換すると長尺同士の連結部分を傷めてしまうので全葺替としました。
板金自体の状態が良ければ、集合煙突周辺のみでの施工も可能ですのでご相談ください。
大雪の影響で屋根の急勾配面の高さまで雪が溜まってしまい、屋根が雪で潰されて木下地が破損し屋根面が沈んでしまいました。
もともと年数が経過した屋根だったので、板金の状態も良くありませんでした。
集合煙突も雪の影響と経年劣化で出隅のパーツが破損していました。
木下地が損傷が大きかったので、木工事は大工さんに依頼しました。
その為、日程の都合で工事をしない日がありましたが、実際の着工した日数は大工さんの工事も入れて1週間です。
集合煙突は室内の暖房機がFF式になっていたので、撤去し何も無い片流れの仕様に変更しました。
経年劣化で軒先が漏水して破風板が腐ってしまって破風板金が外れてしまいました。
屋根上の白くなっている部分は、表面の塗装の塗膜が剥がれて塗装前の色が出てきている状態でした。
屋根面は既存の板金を撤去し新規ルーフィング(防水紙)施工後に平成ルーフ葺きの仕様で施工しました。
破風は木材を交換し新規に破風板金巻きとしました。
軒天と破風板が劣化しているので、直したいとの依頼内容でした。
軒天は経年劣化や湿気等の影響で塗膜も剥がれていて、破風側は外れかかっているヵ所もありました。
破風板も塗膜が剥がれていて、出隅部分は劣化し組み合わせ部分が少し開いていました。
既存の軒天スレート板は撤去せずその上に、白色系の板金材で軒天を平貼りしました。
有孔板(穴あき)の部分は軒天換気口(平)を取付ました。
破風は既存は木材に塗装の仕様でしたが、既存の破風板木材に茶系色の板金材で破風板金を施工しました。
廃材が発生しない工事内容だったので、工事金額も少なく施工することができました、
集合煙突周辺からの漏水と煙突本体の塗膜が劣化しているので直したいとの依頼内容でした。
お客様の要望で、既存の板金を撤去した際に野地板(木下地)が劣化していないか点検してほしいということだったので、既存の屋根板金は全撤去しましたが野地板に損傷はありませんでした。
屋根形状や下地の状態によりますが、断熱板(FP板)を使用した重ね葺きも可能です。
既存の煙突はモルタル仕上げで、板金と煙突の取り合いから漏水していたようでした。
屋根上の煙突は板金巻き仕上げに変更し、取り合い部から雨水が侵入しないように処置しました。
屋根下外壁部分の煙突は、今回は開口部との隙間が無かったので板金巻きとしましたが、隙間があればサイディングでの施工も可能です。
冬期間に屋根板金の劣化による漏水が発生していました。
樋板金(ダクト)が激しく痛んでいて、表面皮膜も剥がれて角の部分は穴が空いており錆も広範囲に発生していました。
既存の屋根を撤去せず、20㎜の断熱板とルーフィング(防水シート)を既存の長尺上に下地として施工しその上に新設の長尺葺きを施工しました。
TVアンテナも通常通り使用できていましたが、かなり劣化していたので新規交換としました。
天候と立地状況にもよりますが、冬期間でもダクト屋根や勾配の緩い屋根は工事できる場合がありますのでご相談ください。
本屋軒先がアイスカットになっていて、強い雨の日に漏水するとのことでした。
軒先の排水口が屋根面では無く立ち上がり部分に設置してあったので、排水口に流れる前に雨水がアイスカットと長尺板金の連結部の高さまで溜まってしまい漏水しているようでした。
お客様からの要望で、軒先のアイスカットはヒーターも含め撤去し通常の切妻屋根仕様に変更しました。
今回は切妻屋根(三角屋根)だったので、アイスカットがある片面のみ葺替で施工しました。
漏水が発生している物件でした。
防水テープで補修されていましたが、テープを剥がすと板金自体が腐食していて大きな穴が空いていました。
既存の屋根材を撤去すると広範囲で錆が発生していて、長期の漏水で野地板まで腐食していました。
新規に12㎜の木下地を既存の下地上に施工し、平成ルーフで板金葺きしました。
樋板金も表面に錆が出てきていたので交換としました。
何度か塗装されていて一見痛んでいないように見えましたが、ダクトの掴みこみ部分の端部やダクト本体が腐食していて板金本体の寿命による漏水が発生していました。
既存の屋根を撤去せず、20㎜の断熱板とルーフィング(防水紙)を既存の長尺上に下地として施工しその上に新設の長尺葺きを施工しました。
ダクトも0.4㎜の両面塩ビ皮膜の板金材で交換して、集合煙突も既存のモルタル上に板金巻きしました。
ダクト屋根は漏水してしまうと簡易的なコーキング等の補修では漏水を止められない場合が多いので、定期的な点検をオススメいたします。