断熱板を使用した重ね貼り

屋根の葺替工事で断熱板(FP板)を使用して既存の屋根を剥がさずに元々の屋根上に新規の板金葺きをする方法があります。

当社では基本的にはFP板20㎜を既存屋根上に敷いて施工します。

FP板厚みは既存の屋根材によって変わります。蟻掛葺き・平成ルーフ・立平葺きの等の既存のハゼの高さが15㎜の場合は20㎜、ハゼ高のフラットルーフの場合は既存のハゼ高によって25〜30㎜のFP板を使用します。

1枚目 910㎜×1820㎜のカット前の状態  2、3枚目 ハゼと中間リブ(縦の連結の突起)の間の入るように210㎜でカットされた状態

1枚目 既存屋根上にFP板を敷いた状態 2枚目 FP板上にルーフィング(防水紙)を敷いた状態 3枚目 屋根下地完了後に平成ルーフ板金葺きの状態

FP板の特徴には熱を伝えにくい・水を吸収しにくい・軽い・加工が簡単等があります。

過去に工事したお客様から、FP板を敷いたから雨音が小さくなってよかったと言われたこともあります。
野地板の下地が腐食して、木工事が必要な場合は既存の屋根を剥がして葺替しますが、野地板修繕完了後にFP板を使用して板金葺きすることも可能です。

横葺屋根の場合は凹凸が複雑なのでFP板を使用した重ね葺きは基本的にはできませんが、縦葺きの場合は重ね葺き工法で施工することが多いです。

 

有限会社 赤間板金

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